自分の考えたことが「活字になる」、その喜びと重みを知ってる最後の世代なのではないかなあ。。って、このラストシーンを見て思いました。
あのワクワクする気持ち。手書きのガリ版ではなくて、活字。 活字の持つ重さ。
それを知って、このシーンを観れたことをなんだか嬉しく思ったのでした。
今は、こんな私のたわいないつぶやき一つでも、活字になります。
プロとアマチュアの線引きは世の中がするわけではなくて、発信してる本人次第。
そんな錯覚までおぼえてしまうほどです。
実際、私の趣味は「ボストンのガイドブック作り」
ボストンを紹介すること、「取材」と称して色々学ぶことが楽しくて、細く長く楽しんでいきたいなあ。。って思っています。でも、こんなことって、まさにひと昔前なら、出版社に勤めてる方にしかできなかったこと。
ブログに新しい色をつけたくて「ラジオ局を始めました」などと、そんな冗談まで言えるのも今の時代だからこそだと、ありがたく思います。
それでも、私はやっぱりあのワクワクする気持ちを知ってることが嬉しく思いました。
あんな30年ぐらい前でも敷居があれほど高かった活字、それが彼女たちが生きた時代だったら、どれほどのことであったろうと容易に想像できるからです。
本当にこの映画は、シアーシャ・ローナンがとても良かった。
我が家のお兄ちゃんや嫁ちゃまと同じ年かと思うと、同じ年月を生きてきたんだと、母親のような目線にもなってこれからのますますの活躍が楽しみです。
素敵なシーンをありがとう。