先日頂いた萩の月
懐かしいなあ。。。これ、最初に頂いた時 私中学生だったよなあ。。。なんて思いながら食べていて、ふっと なんてことない田舎のお菓子だったのが、だんだんまるで日本の銘菓みたいになっていった変遷を肌で感じていたことを思い出した。
私がこれを初めて頂いたのは、多分中学生の時の茶華道クラブのお茶の時間だったと思う。
確か、顧問の先生が用意してくださったお菓子。これ美味しいんだよねー、有名なんだよ。 って食べてる同級生がいて、へえ。。仙台のお菓子なんだ。なんて、思いながら食べた。
そして、それと時を同じくして叔母の家にもあって、美味しいねえ。。。なんていいながらこたつで食べたような覚えがある。あっ、クラブで食べたお菓子だって思ったのだから、確かにそう。
きっと、日本中を仕事で走り回ってた叔父がお土産に買ってきたのだと思う。
そして時は流れて大学生になった時、同じ寮に住んでたお友達が、ものすごい銘菓みたいにもったいぶりながらおすそ分けしてくれて再会、その時の衝撃はちょっと忘れられない。
なにこれ????って感じの箱に入ってて、なおかつ変なものがついてる。
なにこれ???防腐剤??えーーこんなの一つづつつけてるの?
なにこれ???ええーー これ入れておくと腐らないの?? なにこれーー??
って、大騒ぎしながら食べた。
そして時は流れて、何度も萩の月をいただいたけど、人からいただく時に感じる「特別感」に、なんとなく昔から知ってる私はちょっとおかしくなるのだ。今や大女優になった小学校時代からの同級生を知ってるような、なんだかちょっと甘酸っぱいような思い。
今朝 いただいた萩の月を食べながら、これっていつ頃からあるお菓子なのかなあ。。って思って調べてみたら、ちょっと嬉しくなった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/萩の月
あああ。。。本当に、私が感じてきた歴史とぴったり!!
1979年(昭和54年)9月から菓匠三全(宮城県仙台市)が販売しているカスタードクリームをカステラ生地で包んだ饅頭型のお菓子
まさに私が茶道クラブで食べた頃!
きっと仙台で美味しいと評判になって、私の田舎まで名前が届いてきた頃なのだ。
そして、仙台に出かけた叔父が、きっと美味しいと評判のお菓子をお土産にもってきてくれたのだろう。
そして、笑ってしまうのがこのくだり!
業界では、食品の賞味期限延長に脱酸素剤を利用した先駆けの商品として知られる[3]。また、現在よりも高価な移動手段であった旅客機の機内で供された歴史から、ビニール包装の上、さらに小箱に個包装されているのが特徴。
ああ、私が感じたあの!!!???、まさにエージレスを入れたことがこのお菓子の勝因だったのね。
本当、まさに私も田舎の中学生だった、そんな時代から知ってる「同級生」だったのだ。なんて立派になられたのか。。と思いながら、朝コーヒーのおともにいただきました。
さあ、私もボストンで頑張るよ♪