2021年12月28日火曜日

朝起きて

  私がすぐにすることは、夫からのチャットチェック。
私が寝ている間に、夫は連絡事項はもとより、見たもの感じたこと、様々なことを教えてくれる。それぞれのチャットにリアクションをしてると私が読んだと思ってくれるのか、おはようと書いてくる。それが私たち夫婦の日課だ。

 その中で、今朝の気持ちを嬉しくしてくれるニュースがあった。
さだまさしが紅白で「道化師のソネット」を歌うんだって、楽しみだよ。って


 ああ、って勝手にさださんのこの選曲への思いを想像してしまって幸せな気持ちになった。さだまさしがどんな思いでこの曲を選んだのかなんて、私は全然知らないくせにね。

 私がこの曲を初めて聞いたのは中学生の頃。
いい曲だとは思っていたけれど、さだまさしの名曲の一つぐらいにしか思っていなかった。
そしてそれからしばらくして、私は新聞で紀宮様のインタビュー記事を読んだ。
いつのインタビューだったのかも覚えてもいない。
その時の質問内容も覚えていないけど、好きな曲というお応えに、紀宮様は「道化師のソネット」をあげられたのだ。

 その時に私はなんとも心が温まるような、そんな感覚を持った。
君のその小さな手には 持ちきれないほどの哀しみを。。。
中学生だった私が涙したそんな感覚を、紀宮様も持たれていたのかな。そんなことを勝手に思ったのだ。

 たくさんの方から羨望の眼差しを向けられる人も、日々の生活の苦しみにもがく人も皆、それぞれに抱えきれない荷物を持っている。それぞれが抱えきれないほどの苦しみがあるから、近くにいる人が、少し持ってあげようよ。少しでも持ってあげられたら、ちょっとでもその人は楽に道を歩けるよね。
そんなさだまさしの人に対しての優しさが私は大好きだ。

 私は今回のこの選曲は、たくさんの人々への優しさとともに、今年の紅白を辞退された方へも届いてほしい。
同じ時代を生きてきた一人として、心からそう思う。

 ああ、さださん。さすがだな。
よくぞいい曲を選んでくれた。だんだん紅白も知らない曲ばっかりの浦島花子だけど、それでもやっぱり紅白は見ないではいられない。
今年も楽しみにしています。今日あたりから大変なリハーサルが続くことでしょうね。どうぞお身体大切になさって。大晦日に、さださんの優しい笑顔が見れることを楽しみにしています。
こちらボストンは毎年恒例の朝5時起きですよ😆