よいものを得る為に役に立たないものにお金を使うこと。
賢人を得る為に愚人をよく待遇しておくことのたとえ。
昔,ある王が一千金を投じて一日に千里走る名馬を買おうとして使いをだしたところ、その馬が死んでしまっていたので、使者は仕方なく、その死骸を5百金で買って帰った。
王は怒った。するとその使者は、死んだ馬でさえ5百金で売れたのだから,生きている馬ならもっと高くで売れるはずだと、天下の人が王に馬を売りにくることでしょう。
その中には,必ず千里馬=名馬もいるに違いありませんと言った。
果たして、一年も経たないうちに、使者の予言通り、王は3頭の千里馬を手に入れたという故事による。